どうもこんにちは、relaxo(@relaxo_tbc)です。
ある程度ポーズをつけてから、洋服のシワを入れている時に……
smoothやスカルプトブラシが効かなくなる!? というコトが起こりました。
スカルプトがほとんど出来なくなるので困りものです。
よくよく見たら「Dynamic SubDiv」がオンになっていました(汗
ある程度サブディビジョンレベルをあげた状態で、「Dynamic SubDiv」が入ってしまうと、このようなことが起こるので調べてみました。
今回はZBrushにて「ハイポリゴンでのDynamic SubDiv」について紹介します。
ジャケットは「Dynamic SubDiv」がオンで、ポリゴン数が「246」が元々の状態。
SubDivが6になると、ポリゴン数は「239104」になります。
(Dynamic SubDivはオフです)
SubDiv(サブディビジョンレベル)が1段階あがると、ポリゴン数は4倍に増えます。
そのため「SubDivが6」だと元のポリゴン数の1024倍(4×4×4×4×4)増える計算になります。
SubDivが6で、「Dynamic SubDiv」がオンになると……
見た目上のポリゴン数は変化がありませんが、
「Dynamic SubDiv」を適応させると、ポリゴン数は「3825664」と、16倍増えています。
「Dynamic SubDiv」がオンの状態だとポリゴン数が380万もあるということになります。
ポリゴン数が多すぎるとスカルプト系ブラシに差しさわりがある……という結論でした。
ある程度、分割した後は「Dynamic SubDiv」はオンにしないのが良いかと。
私がうっかり粗忽者なだけかもしれませんが、
急にスカルプト系ブラシが作動しない!? となったら「Dynamic SubDiv」を確認してみるといいかもしれません。