2年前のrelaxoの心からの叫びでした。
今でも作りたい(現在進行形で作ってるんですが)
「Zbrush」という3Dソフトが感覚的に、自分の作りたいキャラクターを作れそう。
と、考えて「Zbrush」の学習を2018年9月からはじめて、約2年ほどが経ちます。
ZBrush初心者だったrelaxoが、一番最初に手に取った本が「ZBrushCore超入門講座」になります。
と今でも思ってます。
・ZBrushを買ったばかりで右も左も分からない……
・ZBrushを始めたばかりだから、基本的な操作を学びたい!
・クリスタとかPhotoshopとは違った操作感で戸惑ってる。3Dソフトの操作感に慣れたい
・教科書がたくさん出てるけど、どれを買えばいいんだろう?
という方に「ZBrushCore超入門講座」はオススメの1冊です。
ちなみに……
という方にも、ZBrush初心者なら「ZBrushCore超入門講座」で学習を開始するのがいいかと。
少しインターフェースが違いますが、機能は同じなので(無印ZBrushはcoreより多機能ですが)
何と言っても分かりやすさが段違いです。
過程:ZBrushを始めた頃と現在
めちゃくちゃ使いこんだ「ZBrushCore超入門講座」です。
2018年9月当時、
習作ミニドラ。うちには安易に褒めてくれるマンがいるので、いい気になりがち。zbrushのスタンダードブラシとムーブブラシ縛りで作りました。 pic.twitter.com/VVh0qD0QuF
— relaxo@しましま姉妹 (@relaxo_tbc) September 21, 2018
本を見ながら作ったもの。
どのように「ZBrushCore超入門講座」で学習を進めたかというと
①「ZBrushCore超入門講座」を読みながら実際に作例をつくる(1~2時間/日)
②本で学んだ知識を使って自分の持っているミニフィギュアを見ながら作ってみる
ちなみにミニフィギュアは小さくて簡単な造形のものがオススメ。
「勉強⇒復習」のサイクルで知識が、自分の身になりやすいです。
zbrush習作:コリラックマ。zsphereを使って仮組みしてから整形。頭はIMMから作った方がやりやすいかも。つぶれまんじゅう形にはならないから、そこまで持っていくのが大変。しかし身体は楽チン。少しスムースかけただけだし。 pic.twitter.com/XnKEwPmq1H
— relaxo@しましま姉妹 (@relaxo_tbc) October 4, 2018
Zsphereを学んでいた時に作ったもの。
こんな感じで「ZBrushCore超入門講座」で学びつつ復習したり、試行錯誤をしていました。
zbrush習作:鉛筆削り。文具ミニチュアマスコットの出来が神✨セロテープもホチキスも可愛い♡
クレイポリッシュがめっちゃ便利やん。と気付いて多用したら筋彫りが甘くなってしまった。 pic.twitter.com/Je7g7CY3DR— relaxo@しましま姉妹 (@relaxo_tbc) November 9, 2018
フィギュアがつくりたい! と思って始めたのですが、小物づくりにめちゃめちゃハマってしまいました(笑)
「本から学べる知識をつかって、他のものをつくる」
ZBrushの操作感は、「ZBrushCore超入門講座」を通して学ぶことができました。
そして2020年2月には
2月9日(日)幕張メッセにて開催のワンフェスのお知らせです。
【卓番号】 7-42-10 しましま姉妹
【販売物】 1/8スケール髭切 15000円
未処理、未塗装のレジンキャストキットです。
瞳デカールつき。
(複製:喜久屋様)#wf2020w #刀剣乱舞 pic.twitter.com/uY1XUeOnm4— relaxo@しましま姉妹 (@relaxo_tbc) February 1, 2020
ワンダーフェスティバルに出展して頒布することもできました!
(無印ZBrushを使用しています)
当初の「自分の推しをつくりたい」という野望は達成することができました。
今はZBrushCore自体はほとんど使用はしていないのですが、「ZBrushCore超入門講座」は読み返しています。
何故ならZBrushの基礎がよくまとまっているからです。
初心者からある程度の習熟者まで……ZBrushを学ぶ民には本棚に1冊あると心強いです。
「ZBrushCore超入門講座」から学べること
①ZBrushCoreの基本的操作
②ブラシ、マスキング
③3Dギズモ、IMMプリミティブ、Zスフィア
④ディバイド&ダイナメッシュの基本的知識
⑤ポリペイント、レンダリング、3Dプリント
⑥キャラクターモデリング
作例を通して学んでいくので、覚えた知識が身になりやすい構成です。
上記の知識で色々練習したものがコチラ。
スタンダードブラシを使っての作例
スタンダードブラシの動かし方、ブラシサイズで表現の幅が広がる方法などが紹介されています。
マスキング、スムーズブラシの活用
マスキングをつかうと複雑なものを造形することもラクチンになります。
IMMプリミティブを組み合わせる
円柱や立方体を組み合わせるとキレイな形を保ったまま造形することができます。
ポリペイントで着彩する
ポリペイントの方法も分かりやすく解説されています。
キャラクターモデリング(ポーズをつける)
coreではフィギュアは作成していないのですが、ミニフィギュアの模写はいっぱいしました。
現物がある状態で模写すると、問題点に気付きやすいです。
「ZBrushCore超入門講座」の活用方法と勉強法。
弊ブログでも「ZBrushCore超入門講座」で学んでから活用しています。
ライトの設定
レンダリングの時にライトを設定すると、多彩な表現が得られます。
Zスフィア
あの赤い玉「Zスフィア」の使い方は、本の作例でバッチリ学べます。
フィギュアの素体にしてもいいんですが、個人的には「紐」として使いまくっています。コントロールしやすい!
少し習熟してからも学べるポイントが多い!
基礎をガッツリ分かりやすく解説してくれているので、少し習熟してからだと理解がより深まります。
①「ZBrushCore超入門講座」を読みながら実際に作例をつくる(1~2時間/日)
②本で学んだ知識を使って自分の持っているミニフィギュアを見ながら作ってみる
こんな感じで「本で学ぶ⇒復習しながら知識の定着」のサイクルを回すとグッド!
relaxoの場合は……
「ZBrushCore超入門講座」の本は最初から最後までを2回周回しました。
そのあとも、知りたいことがある時に本棚から引っ張り出してきています。
まとめ:Coreでも無印ZBrushでも初心者にはオススメ
結論は、core初心者にも無印ZBrush初心者にも「ZBrushCore超入門講座」はオススメ!
・ものすごく分かりやすく基本的動作と知識が学べる
・作例をつくって自信が湧く。挫折しづらい構成になっている
・癖のある操作感をゼロからイチまで自分のものにできる
「分かりやすさ」が段違いなので、初心者の導入の1冊に向いています。
また基本概念である「ダイナメッシュ」「ディバイト」についてもめっちゃ分かりやすく解説しています。
さらなる理解を深めるのにも適しています。
kindleだと書籍よりお得です(2窓にできる環境かタブレットにkindleを表示できるならkindleがオススメです)
著者である「のぶほっぷ福井信明」先生は2020年4月に急逝されています。
まだご指導を仰ぎたいことが沢山あったのにと痛惜の念でいっぱいです。心からご冥福をお祈りいたします。